悩みを解決してくれる絵本屋さんがあったら、行ってみたいですか?
絵本で悩みに寄り添う、本屋兼カフェのおはなし、『本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。』を紹介します。
本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。 (ポプラ文庫 日本文学 463) [ 標野 凪 ] 価格:792円 |
こんな人におすすめ!
- カフェが好き!
- 絵本が好き!
- 北海道の自然を味わいたい
- 誰かに悩みを聞いてもらいたい
内容紹介
札幌にある『本のない、絵本屋クッタラ』はインクブルーの三角屋根が目印の、店主・広田奏と共同経営の八木が切り盛りする本屋兼カフェ。メニューは季節のスープセットとコーヒーのみだが、育児に悩んだり、自分の今の立ち位置に迷った客が今日もやってくる。名の通り店に本はないが、奏は客の話に静かに耳を傾けると、後日悩みに寄り添う絵本をそっと差し出す。それは時に温かく、時に一読しただけではわからない秘密をもっていて…。
注目ポイント
- 登場する絵本の多さ
作品内で登場した絵本の一覧が巻末に載っています。気になった絵本を検索して、表紙の絵を見てみるのも楽しいです。 - 美味しいスープ
カフェのメニューとして、いろんな種類のスープが登場します。読んでいるだけでもわかる、ぜったい美味しいやつです。 - 八木さんの正体
奏(かなで)と共にこの本屋兼カフェを経営している八木さん。奏の絵本選びをいつも手助けしてくれる重要な存在です。
でもその正体は...?
本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。 (ポプラ文庫 日本文学 463) [ 標野 凪 ] 価格:792円 |
著者プロフィール
標野凪(しめの・なぎ)
静岡県浜松市出身。2019年、「終電前のちょいごはん」(ポプラ社)でデビュー。ほか、「今宵も喫茶ドードーのキッチンで。」(双葉社)や「伝言猫がカフェにいます」(PHP研究所)などを手掛け、人気を博している。東京、福岡、札幌と移り住む。福岡で開業し、現在は都内で小さなお店を切り盛りする現役カフェ店主でもある。